人が眠っている時間は人生の三分の一と言われています
この睡眠時間はとても大切な役割になっています。
心身の疲れだけではなく、近年の脳科学の研究結果によると、睡眠には、脳の「老廃物」(アルツハイマーの要因とされるアミロイドB)を排出する効果や「ホルモンバランスの調整」「免疫力の向上」「身体組織の修復」の働きがあるそうです。

最近はストレスに伴う生活習慣の乱れから「不眠」になる人も増えています。
「不眠」にも寝付きが悪い、何度も目が覚める、眠れないのに早くに目が覚めてしまうといったように様々ですが、原因としては、体内のさまざまな不調によって引き起こされるそうです「臓器の不調」、「血流不調」、「消化不良」、長時間寝てもぐっすり寝た気がしない「睡眠障害」です。

こうした不調を改善することで、眠りやすい体質をつくり、質の良い睡眠を自然に取るように対処していきます。

●早寝・早起き！起床の時間を決める
●朝晩の食事の時間を決める！
●お風呂は温めに、40℃で15分程度に
●夜のカフェインは抜くどうしても飲みたくなったらカフェインレスにする…
●夜の食事は多めに摂らず腹六分程度に…

そしてぐっすり眠るためには、寝る前の体温調整がきちんとスムーズに行われるように促してあげることが大切です。そのためには、就寝前に身体を効率よく温めることがポイント。
体が冷えていると、血のめぐりが悪いので、体温が上がりにくくなってしまいます。
身体が温まり心身共にリラックスした状態になれば、放熱が促され、深部の体温が下がるので、より眠りに入りやすくなります。
目を温めることも、副交感神経が優位になり、リラックスして眠りやすくなるとも言われています。

毎日の生活習慣を改善することでスムーズに眠りやすい身体になることが大切！
これから冬の時期は特に手足が冷えて眠れない、なんてことも多くなるのかも…
質の良い睡眠で毎日元気で楽しく過ごせるように、今から実践してみて下さい。