第6回心も体も変わる温活レシピ「秋冷えに注意!温めるにはまずはココから」
小川原智子さん

第6回心も体も変わる温活レシピ「秋冷えに注意!温めるにはまずはココから」
小川原智子さん

2021/08/31

日中はまだ蒸し暑さを感じることもありますが、朝晩は涼しくなって秋を感じるようになってきました。

冷えを感じたとき、風邪をひいたかなと思ったら・・・。何はともあれ、「首」を温めるべし!スカーフなどをサッと巻くと、ひとまずの冷え対策になります。 首の後ろを手で軽くさすって、温めるだけでもずいぶん違います。首には太い血管が流れているため、首を温めると全身が温まります。

背中がゾクっときたら、“緊急対策”として、ドライヤーで首の後ろをブワーッと一気に温めましょう。15㎝ほど距離を離して、数秒。 首の後ろを温めることで、全身に温かい血流が巡り、手足の血行も良くなります。ちょっと気持ちに余裕が出たら、蒸しタオルなどでじっくり温めるとさらにベター。
私は、玄米カイロ(玄米や自然塩など天然素材のみ使った湿熱カイロ)を使って温めています。レンジで1分ほど加熱すると、「使い捨てカイロ」のような温かさが30分ほど続きます。冷えると首や後頭部が緊張しますので、このあたりを温めると、ゆるんで気持ちがいいですよ。

風邪ってね、「おなかでひいて、首から入る」といわれています。 体調が悪いときに、首の後ろから入ってくる「冷気」が、「風邪」。 首って、太い動脈が皮膚に近いところにあるから、気温の影響を受けやすいのです。だから、首が冷えると、冷たい血液が体をめぐり、全身が冷えてしまうというわけ。 逆に温めると血行がよくなって、温かい血液が流れるようになるため、体が温まるのです。

「冷えは万病のもと」―。
秋冷えにお気を付けて、健やかにお過ごしくださいね。

体を温める秋の養生食「れんこんボール」

◆材料(作りやすい分量)
・れんこん  400g   ・玉ねぎ   1/4個   ・小麦粉  大さじ3   ・自然塩   小さじ1/2
・揚げ油   適宜

◆作り方
①れんこんは洗って、皮ごとすりおろす。水分が多いときは少し水気を絞る。(節が付いているときは、黒いところを取り除いて節もすりおろして使いましょう)
②玉ねぎは皮をむいて、細かめのみじん切りにする。
③ボールに①と②、自然塩を入れて、よく混ぜ合わせる。小麦粉を入れてさっと混ぜ合わせる。(たねが柔らかいときは小麦粉少々を加える)。2~3cmの一口大の団子に丸めて、中温の油でからりと揚げる。

小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

小川原智子(おがわらともこ)プロフィール

体温を上げる料理研究家 イエローハーモニー代表

1971年大阪生まれ。

2001年、マクロビオティック料理教室イエローハーモニーを茨城県土浦市にオープン。

延べ1万2000人の生徒を指導。料理教室をはじめ「食卓から世界を笑顔に」をテーマに温活商品のプロデュースや料理レシピの制作、起業向けの健康経営研修、小中学校での食育講座などを行う。

講演会の登壇は300回を超え、活動の場が全国に広がっている。著書「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

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