2021/07/26
毎日暑い日が続いていますが、夏バテしてませんか。夏は、暑さや紫外線が気になる季節ですが、意外と「冷え」で不調というも。日頃、「冷え」で悩んでいる方は、実は夏こそ「温活」!
電車の中やオフィスなど冷房のきいた部屋の中で薄着で過ごして、体が「冷え冷え」になっていませんか。さらに、外からの「冷え」だけではなく、冷たいものの食べ過ぎ、飲み過ぎによる内臓の「冷え」も要注意。
夏は、キンキンに冷えた麦茶やビール、かき氷…冷たいものがおいしい頃ですね。でも、水分ばかりの取り過ぎは禁物!水やお茶などの飲み物も、お酒もすべて水分。ひっきりなしに摂る必要はありません。水分が過剰になると、体が冷え、胃腸の機能が低下して、食欲不振や体がだるいといった「夏バテ」症状が起こりやすくなります。
喉が渇いたとき、水分がほしいときは、トマトやきゅうり、スイカなど夏野菜や果物からも水分とミネラルを上手に補給しましょう。水分の取りすぎからくる不調を防ぐことができます。
水分補給するときは、なるべく常温で飲むことをおすすめします。小さな頃、亡き祖母から「お茶を噛んで飲むよう」に言われていました。その当時、「お茶なんて噛めないのに」と不思議に思っていましたが、日々「温活」を意識するようになって、冷たい飲み物を口の中で温めてから体に入れる大切さを教えてくれていたことに、気付かされました。
今では飲み物は冷やして飲むのが当たり前のことになりましたが、冷蔵庫の温度は1~5℃、一方、内臓の温度は37℃前後。体温とこれだけ温度差のある液体が、胃や腸にどんどん流れこんでくると一体どうなるでしょう。冷凍庫で冷やしたアイスクリームや氷だとなおさら。胃や腸が氷点下になってしまいます。連日連夜冷たいものばかりだと、体がすっかり冷えてしまいます。
夏の温活レシピ 飲む点滴「自家製甘酒」
◆材料(作りやすい分量)
ごはん 2カップ 水 1カップ 米麹 300g
◆作り方:
①ごはんに1カップの水を足して、火にかけ、おかゆを作る。
②①が60℃くらいに冷めたら、ほぐした米麹を入れて、よく混ぜ合わせる。
③炊飯器の釜に入れて、保温モードにし、ふきんをかけて、蓋を開けたまま6~10時間くらいおく。(発酵させるために温度は60℃位に保つ)
④途中、2、3回全体をかき混ぜる。
⑤甘い香りがして、表面に水分が出てトロリとしてきたらできあがり。
小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)
小川原智子(おがわらともこ)プロフィール
体温を上げる料理研究家 イエローハーモニー代表
1971年大阪生まれ。
2001年、マクロビオティック料理教室イエローハーモニーを茨城県土浦市にオープン。
延べ1万2000人の生徒を指導。料理教室をはじめ「食卓から世界を笑顔に」をテーマに温活商品のプロデュースや料理レシピの制作、起業向けの健康経営研修、小中学校での食育講座などを行う。
講演会の登壇は300回を超え、活動の場が全国に広がっている。著書「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)
・小川原智子公式HP
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