第15回心も体も変わる温活レシピ 「目の下のクマ」に効く食材&温活法
【温活料理研究家 小川原智子さん】

第15回心も体も変わる温活レシピ 「目の下のクマ」に効く食材&温活法
【温活料理研究家 小川原智子さん】

2022/05/26

「目の下のクマ」に効く食材&温活法

目の下のクマ、女性にとっては切実な悩みですよね。目の下が黒ずんでしまっていると、表情が暗く、疲れて見えたり、年齢よりも老けた印象になったりしてしまいます。

「目の下のクマ」って、寝不足や疲労が原因でできると考える人は多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。

「目の下のクマ」って、体が冷えているサイン、そして東洋医学でいう「腎」の疲れの表れでもあるんですよ。
血の生成にも関わっている「腎」が弱ると、生命エネルギーが衰えて、気力、体力も低下し、活動量も落ちます。しみやくすみなどの皮膚の黒ずみの主な原因も、血行障害と「腎」の衰え。

「目の下のクマ」対策は、血の流れをよくして、「腎」を補うこと。

きれいな肌には、血がサラサラと滞りなく、流れていることが大切です。「腎」を補い、よい血を作るには、「黒い食材」が効果的!「黒い食材」というと、黒豆、黒きくらげ、黒ごま、黒米、海藻など。

また、小豆も「腎」の薬といわれています。腎臓と似た形をした「小豆」は、昔から「腎」の働きを高めると考えられてきました。

「目の下のクマ」対策には、「温活」も必須。とにかく冷えるという方は、体を温めて、血を巡らせましょう。腎臓を直接温めると、働きが活性化して、免疫力も上がるといわれています。腹巻きやカイロで腎臓(腰より上の背中側、背骨を挟んで左右に一つずつあります)を温めてみましょう。

「黒米入り玄米ごはんの薬膳デコレーション」

材料

玄米:2合
黒米:大さじ2
水:お鍋に合わせた玄米を炊く水の量+大さじ4
自然塩小さじ:1/2弱

【トッピング】

くこの実、ひまわりの種、アーモンド、松の実、レーズンなど
合わせて1/2カップ

作り方

①玄米はバッドに入れて、もみ殻やゴミを取り除く。

②ボウルに入れて、たっぷりの水を加え、拝むように両手で2~3回洗って、一晩水に浸けておく。

③黒米はさっと洗って、ざるに上げる。

④玄米をざるに上げる。炊飯器や圧力鍋、土鍋に玄米と黒米を入れる。

⑤分量の水を注ぎ自然塩を入れる。

⑥玄米の炊飯時間にして炊き上げる。

⑦圧力鍋、土鍋は火から下ろして15分蒸らす。

⑧トッピングのナッツ類は粗みじんに切っておく。

⑨型を水でぬらして、底にナッツ類敷き詰める。種実の上から玄米ごはんを入れてしっかり押す。

⑩お皿にのせて、ひっくり返して出来上がり。

ワンポイント

・黒米はしっかり洗うとアントシアニン色素が溶け出してしまうので、さっと水で流す程度にして、炊く直前に入れて混ぜてから炊きます。

・玄米の代わりに白米でもおいしくできます。

小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

小川原智子(おがわらともこ)プロフィール

体温を上げる料理研究家 イエローハーモニー代表

1971年大阪生まれ。

2001年、マクロビオティック料理教室イエローハーモニーを茨城県土浦市にオープン。

延べ1万2000人の生徒を指導。料理教室をはじめ「食卓から世界を笑顔に」をテーマに温活商品のプロデュースや料理レシピの制作、起業向けの健康経営研修、小中学校での食育講座などを行う。

講演会の登壇は300回を超え、活動の場が全国に広がっている。著書「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

・小川原智子公式HP
https://ogawaratomoko.com/

・小川原智子公式ブログ
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