2022/01/19
最上級 サフラン(藏紅花)をご存じですか?
古来より「黄金の糸」として珍重されてきたサフランは、最も高価なスパイスとして知られ、中国の「本草綱目(ほんぞうこうもく)」には「番紅花」という名で収載されています。
気分のイライラ、ヒステリー、不眠などの更年期障害に効果が高いと言われています。
中国では古くから生薬として流通しています。
日本で生薬として使用されるサフランは番紅花(ばんこうか)と呼ばれており、鎮静、鎮痛、月経の誘発作用があります。またサフランの薬用成分は優先的に子宮に作用するとされ、月経困難、更年期障害、子宮出血などに効果があるといわれています。中国では高級な食材として存在しています。
いままで温活の食事療法や身体を温める方法を紹介してきましたが、医食同源の考え方で、日常的に使える蔵紅花(サフラン)という漢方薬をお勧めします。蔵紅花(サフラン)は紀元前から世界各地でめしべを香辛料・染料・香料・薬用として利用しています。古代ギリシアでは蔵紅花(サフラン)の黄色を珍重し、王族だけが使うことを許されるロイヤルカラーとされた時代もありました。
サフランは最大20 – 30センチメートルに成長し、一株に花を最大4つつけます。鮮やかな深紅の柱頭と単雌蘂の先端部を花柱とともに摘み取って乾燥させたものを使用します。
女性に多い冷え症、一番大事な臓器は子宮ですね。子宮の状況によって、見た目の若さが違います。年齢を重ねても子宮を大事に守っていくと、肌年齢が若くみえ、体もポカポカしています。
中国では子宮によく効く漢方として蔵紅花(サフラン)が有名です。ハーブティーや料理するときに入れて、日常生活の中から体を調整してみて下さい
ただし、子宮の動きを活発にする働きがあるため、妊娠中の女性は摂取量に注意が必要です。
ドウ・サンサン プロフィール
漢方の豊富な中国で生まれ、子どもの頃から漢方に慣れ親しんできました。
中国では温かい飲み物を飲む習慣があります。夏でもお客様には温かいお飲み物でおもてなしをします。
サロンでも身体を温める効果のあるハーブティーをご用意しております。
忙しい毎日をほんの少しだけ憩いの場所として、くつろいでいただけたらとそんな思いでサロンを開業致しました。