３０歳の時に勤めていた商社を辞めて、福岡で友人とサロンを始めました。

その友人は以前こちらのコラムでもお話ししましたが、私に変わるきっかけをくれた後輩です。

身体の不調をマックスに感じていた２９歳の時、久しぶりに会った彼女がとても綺麗だったんです。痩せていたし、なにより輝いていたんです。
彼女は私を見るなり「姉さん、リンパが滞りまくっているよ、リンパの流れは大事」と言ったのです。

その言葉で私の温活が始まりました。
といっても、温活という言葉は東京に来てから調べた言葉ですので、当時は体を温めることの大切さと排泄することの大切さ、リンパの滞りは病気への引き金になることを知りました。
それから１年間、体を温める生活を心がけ、週に２回はリンパマッサージに通い、１年で１２キロのダイエットに成功。勧められて出場したリンパのビフォーアフターの大会でなんと全国で3位になりました。

前職の商社では営業をしていました。

すごく楽しかったのですが、それ以上に私も誰かを変えたい！健康でいることの素晴らしさをみんなに伝えたい！と強く思い、今の温活の道へ飛び込みました。
自分自身が大きく変わったことで、その目標が生まれたのだと思います。

福岡のサロンで腕を磨きながらリンパの勉強をしていましたが、次第にもっと多くの方を笑顔にしたい、東京で挑戦してみたいというさらなる欲望が沸き上がり、一緒にやってきた友人が結婚をするのを機に上京を決めました。

福岡にいながら東京での物件探しや機械の搬入、開店の準備は大想像を超えて変でした。
特に物件探しはどうしても港区でサロンを開きたかったので立地や内装、予算の面で６回ぐらいは福岡と東京を往復しました。

今のお店はすべての面で「これだ！」と閃いた場所なんです。
我ながらよく見つけたし最高だと今の方が思います。

ようやくオープンさせてからも経営のことが分かっていなかったので、支払い方法や宣伝に関しても何もかもが後手後手で苦労しましたね。
右も左も分からない東京で、０から始めることの不安はありましたが、やり続けたら成功しかない！信じて応援してくれる息子をはじめ家族、そして出会える方々が支えとなり必死で毎日を過ごしました。

オープンして一年半もっと世に広めるたいと思う中で温活先生という言葉を生み出し商標登録しました。
この言葉が出来た時に「いける！」と、思った感覚は忘れません。

2020年にはご縁をいただきドトール珈琲さんでの温活カフェの話がまとまり、温活カフェを監修させていただいたり現在ではコナミスポーツクラブさんでの温活フィットネスを監修させていただいたりと温活をきっかけにご縁をいただいております。

想像以上の苦労をする中で感じた喜びは、皆様との出会いです。
誰ひとり出会わなくてよかったと思う人はいません。
色々な方と出会って、色々な世界を知って今の私がいます。
感謝しかありません。

誰と出会うか出会って誰と関わるかで次の日どころか1時間後だって１８０度変わることもあります。
これは私の経験ですが、低体温の時は前向きになれない時もあり、あまり人と関わりたくないと思う時もありました。気分の浮き沈みが激しく人に会いたくないなんてチャンスを逃してますね。
これからも初心を忘れずにひとりでも多くの方が健康で笑顔で毎日を過ごすことが出来る様にお手伝いができるように私自身がどんな時も笑顔でいたいとおもいます。
悩み事は誰だってあります。でも乗り越える壁だからあるんだと思います。
日々乗り越えてまた成長していく事に楽しんでいけるよう身体が資本です。
今後とも一緒に笑顔の日々の温活をよろしくお願い申し上げます。