第4回心も体も変わる温活レシピ「梅雨時の不調予防メニュー」
小川原智子さん

第4回心も体も変わる温活レシピ「梅雨時の不調予防メニュー」
小川原智子さん

2021/06/25

しとしと雨が続く梅雨の季節。お天気と同じように、体も気分もスッキリしないと感じられる方が多いのではないでしょうか。
湿気が体に入ると、余分な水分があちこちに溜まりやすくなり、むくみや頭痛、めまい、だるさ、食欲不振など、様々な体の不調を引き起こす原因になるといわれています。気分の落ち込みや気力の低下など心の不調が出る方もいるようです。

さらに雨が続くと気温が下がり、雨に濡れることもあり、体が「冷え」やすくなります。天気も不安定で、寒暖の差も激しい季節。気温や気圧の変化が繰り返されると、自律神経が乱れがちになり、血流が悪くなってしまいます。

そんな梅雨の季節に、ぜひ食べてほしいのが「梅干し」。豊富に含まれるクエン酸などの有機酸が代謝を促し、滞った余分な水分による「水毒」を解毒してくれます。血流促進作用があり、血の巡りをよくして体も温めてくれます。

梅肉と青じそを混ぜた梅ごはんやきゅうりの梅風味和え、新玉ねぎの梅肉ドレッシングサラダなど、梅雨の不調予防に梅干しや梅酢を加えてみましょう。梅干しには強力な殺菌パワーがありますので、梅むすびや日の丸弁当は食中毒予防にも。

切干大根、高野豆腐、干ししいたけなど「乾物」もおすすめ。干すことで水分が飛ばされて、干す前の食べ物と比べて、体を温める「陽性」の食べ物になります。
「乾物」は、食べ物をお日さまに干して作られる保存食。日照時間の少ない梅雨の時期には、お日さまパワーがぎゅっと詰まった「乾物」を食べて、体内にお日さま(陽性)パワーを取り込むこともできます。干すことでうまみや甘みがアップして、ビタミンやミネラルなどの栄養分も倍増される「乾物」、じゃんじゃんいただきましょう!

【切り干し大根の梅和え】
材料
切り干し大根 50g
梅干し 中1個
青じそ 5枚
ごま油 大さじ1/2
醤油 大さじ2
レモン果汁 1/2個分

作り方
① ボウルに切干大根と水を入れて、ほぐしながら軽くもみ洗いする。一旦ざるに上げて手で水を絞る。もう一度ボウルに切り干し大根を入れてひたひたの水に10分ほど浸して戻す。
② 柔らかく戻ったら、ざるに上げて、水気をしぼり、食べやすい大きさに切る。
③ 青じそは軸を切り落として、縦半分に切り、細めの千切りにする。梅干しは
種を取り除いて、包丁でたたく。レモンは絞る。
④ 小さなボウルにごま油、醤油、レモン果汁を入れて混ぜ合わせる。
⑤ ボウルに切り干し大根、梅干し、④を入れて、よく混ぜ合わせる。青じそを加えて、軽く混ぜて器に盛る。

小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

小川原智子(おがわらともこ)プロフィール

体温を上げる料理研究家 イエローハーモニー代表

1971年大阪生まれ。

2001年、マクロビオティック料理教室イエローハーモニーを茨城県土浦市にオープン。

延べ1万2000人の生徒を指導。料理教室をはじめ「食卓から世界を笑顔に」をテーマに温活商品のプロデュースや料理レシピの制作、起業向けの健康経営研修、小中学校での食育講座などを行う。

講演会の登壇は300回を超え、活動の場が全国に広がっている。著書「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

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