第12回心も体も変わる温活レシピ 雑穀の“ひえ”で“冷えない”体作り
【温活料理研究家 小川原智子さん】

第12回心も体も変わる温活レシピ 雑穀の“ひえ”で“冷えない”体作り
【温活料理研究家 小川原智子さん】

2022/03/02

「雑穀の“ひえ”で“冷えない”体作り」

健康食品として注目されている雑穀。あわ、ひえ、きび、高きび、そば、麦など大きさも形も様々な種類があります。雑穀には良質の炭水化物と脂肪、たんぱく質、さらにさまざまな微量栄養素が含まれています。

雑穀の一つ「ひえ」。「ひえ」という名前でありますが、冷害に強いタフな作物。雑穀の中でも特に体を温める働きに優れているので、健康と美容の大敵である冷え性体質の改善におすすめの食材。

「ひえ」は栄養も豊富で、マンガン、マグネシウム、亜鉛など、なかなか摂りにくい体に必要なミネラルをバランスよく含んでいます。
雑穀というと、ごはんに少量混ぜて食べている方が多いかもしれませんね。炊飯器でもおいしく炊くことができます。「ひえ」はオフホワイト色で、粒が小さいので、ごはんに加えてもあまり違和感なく食べることができます。
雑穀ごはんのほか、スープに加えるのもおすすめ。じっくり煮込んでいるうちに雑穀のとろみが出てきて、体がぽかぽか温まります。

「ひえとれんこんの中華スープ」

◆材料

ひえ    大さじ2
れんこん  小1節
長ねぎ   14本
パセリ   1枝
だし汁   3カップ
自然塩   小さじ1+ひとつまみ
醤油    大さじ12
ごま油   小さじ1
黒こしょう 少々

◆作り方

①ひえはよく洗って、目の細かい茶こしかざるで水を切る。

②れんこんは皮ごと薄いいちょう切りにする。長ねぎは粗みじん切りにする。パセリは粗みじん切りにする。
③鍋にごま油を熱して、長ねぎを炒めて、れんこんも加えて炒めて、塩ひとつまみをして、水大さじ2加えて、蓋をして極弱火で蒸し煮する。
④蒸気が出てきたらひえとだし汁を加えて煮る。
⑤沸騰したら弱火にして蓋をしてコトコト煮る。自然塩、しょうゆ、黒こしょうで味を調える。
⑥器に盛って、中央にパセリを飾る。

小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

小川原智子著「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

小川原智子(おがわらともこ)プロフィール

体温を上げる料理研究家 イエローハーモニー代表

1971年大阪生まれ。

2001年、マクロビオティック料理教室イエローハーモニーを茨城県土浦市にオープン。

延べ1万2000人の生徒を指導。料理教室をはじめ「食卓から世界を笑顔に」をテーマに温活商品のプロデュースや料理レシピの制作、起業向けの健康経営研修、小中学校での食育講座などを行う。

講演会の登壇は300回を超え、活動の場が全国に広がっている。著書「人生が変わる!心と体を温める料理教室」(フォレスト出版)

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